インターンシップの面接に通過するためには、自己PRは避けて通れません。自己PRは「自分を売り込むチャンス」ですが、一歩間違えると逆に「自分は採用しないほうがいい」とアピールすることになってしまいます。ここではそうならないために「やるべきこと」と「やってはいけないこと」を解説します。
まず押さえるべき3つのポイント
- 自分は何の力を伸ばしたくて、もしくは何のどんな知識を得たくて参加するのかを説明する。
- 今までしてきたことを伝える(高校以降のエピソードを選ぶ)。
- 最も輝いている自分をアピールする。
「どうしてその会社で働きたいのか」を伝える採用試験の面接とは違い、インターンシップの面接は「どうして自分がインターンシップに参加したいと思ったのか」を伝える場です。自己PRもこの志望動機に沿う内容にする必要があります。
この自己PRには2~4の要素を必ず盛り込むようにします。第1に自分が今までの二十数年の人生で、実際に体験したことを伝えます。「これからやっていきたいこと」よりもこちらの方が優先です。第2に話題の鮮度をよく吟味して伝えます。小学校の頃に野球のリトルリーグで世界一になっていたとしても、それではあまりにも古すぎます。
大学時代の話題が基本で、どうしても伝えたいものだけ過去にさかのぼるようにしましょう(ただし最悪でも高校時代まで)。
これらの前提を踏まえたうえで、残ったエピソードの中から「最も自分が輝いていた瞬間」をアピールします。自分の魅力を印象強く伝えるためにも、自己PRに盛り込むエピソードはその1つだけに絞りましょう。
出典:pixta