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面接で緊張しないコツを伝授!臨床発達心理士が教える緊張対策と苦手克服法

面接に苦手意識を持っていて、緊張して頭が真っ白になってしまう「あがり症」方も多いのではないでしょうか。あがり症の方に限らず、面接前はどんな学生でも必ず緊張するものです。少しでも緊張をなくして面接に臨みたいと誰もが考えることでしょう。今回は、面接時の緊張を克服する対策とその方法をご紹介します。

面接でなぜ緊張してしまうのか

まず、人間がなぜ緊張してしまうのかという原因と、そのメカニズムについてご紹介します。緊張は就活生にのみ訪れるものではなく、多くの人間が日々感じているものです。

あなたは「緊張」した時に、身体はどのような状態になりますか?多くの人は、緊張すると以下のような状態になります。

(1)汗をかく
顔だけではなく、身体にも汗をかく人は、せっかく整えてきたシャツやスーツがびしょ濡れになるほどの汗をかくことで、さらに焦りを感じるでしょう。
(2)顔や耳が赤くなる
赤面症という病気もありますが、そこまで行かなくとも客観的に見て誰もが分かるほどの赤みを帯びる人もいるでしょう。
(3)手足が震える
面接前から、面接の最中まで、震えが止まらない人もいます。不思議と面接終了後は一気におさまりやすい傾向にあります。
(4)動悸が激しくなる
鼓動が早くなって息苦しくなるという人もいます。
(5)顔が引きつる
受け答えの最中に顔が引きつって、うまく笑顔が作れなかったり、口がまわらなくなったりする人もいます。
(6)声が出ない、もしくは声がうわずる
緊張が高まると同時にいつものように声が出なかったり、声がうわずって上手に話すことができなくなったりすると言う人もいます。

このような現象が起きるのは、不安や恐怖を感じた時に発生する”ノルアドレナリン”という神経伝達物質が血液中にたくさん分泌され交感神経を刺激するからだと言われています。

交感神経が刺激されると心拍数が上がったり、体温・血圧が上がったりするために、「緊張」とよばれる精神状態にともなって上記のような現象が起こってしまうのです。

面接が苦手だと思う心理とは