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必見!医薬・化学業界の面接でよく聞かれる質問&回答例

医薬、化学業界の面接には何か特徴があるのでしょうか?医薬、化学業界を志望する人なら必ず準備しておきたい質問とその回答例を質問の意図とともに紹介します。面接本番に自信を持って臨めるよう、万全の準備をしておきましょう。

【面接前におさえておこう】医薬、化学業界で求められる人材と採用担当者が見ているポイントとは?

出典:pixta

面接において採用担当者が重視しているのは、応募した学生が「求める人材」に近い人物かどうかという点です。
ここでは職種ごとに求められる人材と採用担当者が見ているポイントについてお伝えします。

■技術職
技術職は主に理系の大学院生が入社することになる職種です。大学や大学院で研究したことを活かして、企業でも研究開発に臨むケースが多いです。
そのため、採用担当者が見ている一番のポイントは大学や大学院で研究してきたことと企業がこれから開発していきたいと考えている技術が合致しているかどうか、その上で企業に貢献できるだけの専門的な知識があるかどうかという点です。研究テーマについて深く、様々な角度から質問されると考えておきましょう。

もちろん研究に必要な知識や知能だけあればいいというわけではありません。研究は多くの人と協力して行いますし、成果を伝えることも重要な仕事なので、協調性や物事をわかりやすく説明できる力も重要です。
研究に絡めて人間性をチェックされるケースも多いため、どのように研究を行ったか、苦労したことは何かなど、研究のプロセスについてもチェックされていると考えておきましょう。

■医薬業界の営業職(MR)
新薬を開発、提供する医薬品メーカーの場合、技術職以外だとMRという営業職で入社することが多いです。
営業先は医療機関で、医薬品を正しく使用するための情報を医師などに提供したり、収集したりする役割を担います。営業職であるため、提案力はさることながら、積極的に薬品や医療に関する知識を学ぶ必要があり、知的好奇心の高さや向学心が重要です。また、医療機関でコミュニケーションをとる相手が時間のない医療従事者であることも多く、短い時間で物事をわかりやすく説明する力や粘り強さもポイントになります。

■化学業界の営業職、事務職
化学メーカーは医薬業界ほど営業職の人員は多くない傾向にあり、全体の採用人数も少なめです。もちろん営業以外の人事や経理といった部署で働くこともあり、営業職と事務職は事務総合職として一括で採用されるケースが多いです。

面接のなかでは数あるメーカーのなかで、なぜ化学メーカーなのか、またなぜ他の会社でないのかといった点をしっかり伝えることが大切です。BtoBのビジネスであるため、製品自体に馴染みがないという人が多いと思いますが、「この会社に入りたい」という熱意を示さなければなりません。
また、内需が縮小傾向にあり、今後は海外展開がますます加速することも予想されます。そのため、グローバルな視野をしっかり持ているかという点もチェックされている可能性があります。

医薬、化学業界の面接でよくされている質問例と採用担当者を惹きつける回答例