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就活の適性検査とは?対策はできる?種類と検査目的について解説

就職活動の初期に、誰しもが通る道である「適性検査」。具体的にどのような種類があり、どんな目的で実施されるかを知っていますか?今回は、適性検査実施の目的に加え、主要な検査の概要や特徴について紹介していきます。

就活における適性検査の種類と目的

新卒の採用試験の一環として、適性検査を実施する企業がほとんどです。適性検査にはさまざまな種類がありますが、多くの検査には能力検査と性格検査の二つの要素があります。両方を実施するケースもあれば、いずれかのみを実施するケースや複数の検査形式を利用するケースなど、企業によってさまざまです。まずは、それぞれどのような内容が出題されるのか概要を紹介します。

【一般的な能力検査の内容】
・算数問題
・国語問題
・英語問題
・一般常識、時事問題 など

多くの企業が、専門の会社が作成する適性検査を導入しています。中には、オリジナル問題のテストを出題する企業や、オリジナル問題を一般的な適性検査と併用するケースも見られます。

【一般的な性格検査の内容】
・あなたがどのようなタイプなのかいくつもの質問の回答から測る
・虚偽性がないか(偽りの回答をしていないか)を測る

ワンフレーズで書かれた質問に、「そう思う」「そう思わない」「どちらでもない」などといった回答を行っていく形式です。性格を判断することに加え、質問の回答における矛盾や、「嘘をついたことがない」といった質問への回答を通じて、正直に回答しているかも測られます。

加えて、受検の形式は主に以下の4つがあります。

(1)Webテスティング(自宅で受験)
(2)筆記試験(企業で受験)
(3)企業内のパソコンで受験
(4)テストセンター

テストセンターとは、指定された会場でパソコンで受験をする形式のことです。受験ピーク時には47都道府県全てで受験機会があります。一度受験した結果は、同様の形式の適性検査を導入している企業であれば使い回しすることも可能です。

次に、適性検査の実施における企業側の目的を理解しましょう。よくあげられる目的は、以下の4つです。

(1)応募者が多い場合に、面接実施者を絞り込むため
(2)面接の質問事項の参考にするため
(3)自社の業務遂行に必要な基礎的な能力を把握するため
(4)性格の特性を知り、適切な職務に配属するため

選考を進めるうえでふるいにかけたり、面接の参考にしたり、選考のための目的がメインです。一方で、こうした検査をより活用している企業では、入社後の業務への適性を測り、配属に役立てるという意味も強く持っています。

▽皆さん、適性検査の質問に正直に答えてますか?
性格適性検査って正直に答えるべきかのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

出典:pixta

就活における適性検査(1):SPI3