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面白いと思われたら勝ち!オリジナリティのある志望動機を書くコツ

人気企業ともなると、ライバルが1万人を超えることも!他の就活生と差をつけるためには、採用担当者の印象に残る「志望動機」を書くことが重要です。ここでは、心を掴む、インパクトのある志望動機を書くコツをご紹介します。

どうしてテンプレのようなオリジナリティのない志望動機になってしまうのか

採用担当者が「また来た」「テンプレだ」と感じる志望動機には特徴があります。それは「テンプレ3大キーワード」が散りばめられたエントリーシートです。

テンプレ3大キーワード

  1. 理念
  2. 社会貢献
  3. 成長

「企業理念に共感しました」「社会貢献に惹かれて」「成長できそうだと感じました」。
新卒採用を行っていると、こんなエントリーシートを山のように見ます。もしかしたら、身に覚えがあるかたもいるでしょう。でも、なぜこの志望動機はダメなのか分かりますか?

あなたは多分、その企業を本当には好きではない

3大キーワードを使う学生の多くは、本心からその企業を好きではありません。と言ってしまうかたと「いいや、ちゃんと好きだ!」というかたもいるでしょう。その場合は「好き」の伝え方が間違っているのです。
本気で相手が好きなことを伝えるなら「あなたのここが具体的に好きだ」「自分もこういう経験をしたから深く共感できる」と、好きな「部分」「根拠」をたくさん挙げられるはずです。例えば、

・「企業理念」になぜ共感したのか?
記入例)「自分はお婆ちゃん子でした。人生の大先輩であるお年寄りが、生き生き過ごせる日本であってほしいと思った経験から、貴社の高齢者が夢を持てる社会という理念にとても共感しました」

・「社会貢献」は一般的には余剰のお金で行うことで、企業の主活動(=事業運営)ではないが、主活動には興味がないのか?
記入例)「自分が幸せである人こそ、周囲を幸せにできると思います。貴社の植林活動も、ビジネスが潤滑だからこそ周りに価値を与えられる。私自身、まず自分が社会人として求められることを達成した上で、更に周囲を明るくできる存在でありたいです」

・「成長」とは、具体的にはどんな人になりたいのか?またその理由は何か?
記入例)「5年後には○○分野ならあの人に話を聞こうと誰もが最初に思い浮かべる存在になりたいです。その理想像を達成するために、同期No.1など小さなタイトルを地道に重ねていきたいです」

3大キーワードに触れていても、上記のような内容をきちんと説明できていれば相手は「だから自分が好きなんだ」と納得できます。しかし安易に「企業理念に共感して」とアピールするのは「何となく、あなたが好きだ」と言っているようなもの。「好き」が浅いのです。

出典:写真AC

差がつく志望動機の書き方1:企業に対して「面白い」と感じた部分を言語化する