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面接官を見ていればわかる!?合格フラグとお祈りフラグのサインとは

面接を受けてから結果が出るまで不安ですよね。実は面接官が「この学生は合格だ」と思ったときに面接中に出すサインがあります。あらかじめそのサインを知っておけば、不安も少しは解消するかも!不合格のサインも一緒に確認しましょう。

ここに掲載されている情報は、 掲載日(2017年9月28日)時点の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

面接を受けてから結果が出るまで不安ですよね。実は面接官が「この学生は合格だ」と思ったときに面接中に出すサインがあります。あらかじめそのサインを知っておけば、不安も少しは解消するかも!不合格のサインも一緒に確認しましょう。

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手ごたえと合否がつながらない理由とは?

面接の雰囲気もよく、伝えたいことがきちんと伝えられた!と思った面接だったのに、不合格通知が届くことありませんか?また、社会人としての姿勢など根本的な部分を否定されたにもかかわらず、合格通知を受け取ることがあります。受かったと思ったら落ちてしまったり、落ちたと思っていたら受かっていたり…受験者は自信をなくしたり混乱してしまいますよね。

なぜこういうことが起きるのか。それは面接官が「演技」をしている場合が多いのです。
営業職の面接などでは、あえて面接官が厳しいスタンスで臨む場合があります。また、わかりにくい質問や本意の不透明な質問をして受験者を困らせる場合もあります。これは、質問に対し正確な返答が望まれているのではなく、難しい質問や厳しい面接官の態度に動じないかどうかを確認したいという意図があるのです。学生側からすると上手い回答ができなかったことに負い目を感じてしまうかもしれませんが、態度や表情などどう反応したかという部分で高評価を貰えている可能性もあるのです。

出典:PIXTA

面接官が見せるほぼ合格なサイン3つ

それでは面接官が見せる「ほぼ合格なサイン」を見ていきましょう。

(1)次の日程を示唆する
次の面接を受けられるか、辞退の可能性はないのかを確認されたら、ほぼ合格と言っていいでしょう。当然ですが面接官も優秀な学生には内定辞退をされたくない、という思いがあります。ですので、次の面接の日程を伝えられ、問題ないかどうかを早めに確認しようとします。日程を指定されたらすぐにメモをとるようにしましょう。

(2)メモをたくさんとってくれる
メモをたくさんとってくれるということは、面接官があなたの話に興味を持ってくれているという可能性が高いです。そのメモを面接後に社内に持ち帰り、検討の材料とする場合もあるでしょう。履歴書やエントリーシートに書かなかった部分で面接官の興味をひいた情報をメモしてくれている場合も。いずれにせよ、あなたに好感を持ってくれているサインといえます。

(3)矢継ぎ早に質問される
矢継ぎ早に質問されるのは、面接官があなたに好印象を抱いている証拠です。あなたに興味を持ったため、色々と聞きたいのです。

ただ、(2)や(3)は単純に面接官の「癖」の場合もあります。これらのサインが出たからと言って油断せず、自分が伝えたいこと、企業に対する思いを伝えるようにしましょう。結果的にそれが、合格の可能性を高めます。

▽面接官のしぐさに関するリンクはこちら
面接官の気になるしぐさのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

面接官が見せるほぼ不合格なサイン3つ

一方、面接官が見せるほぼ不合格なサインもあります。

(1)過剰に応対が丁寧になる
応募者は入社候補者であると同時に、将来の顧客やビジネスパートナーになる可能性があります。入社候補者から外れると、顧客としてマイナスの印象を持たれるのは会社にとってもデメリットです。そのため、面接の最中に面接官の態度があまりにも丁寧になると、不合格なサインと捉えていいかもしれません。選考過程の途中から態度が大きく変わった場合は、望ましくない傾向と言えるでしょう。

(2)面接官が興味のなさそうな態度になる
あなたの発言に興味がなさそうになったら「この面接は縁がなかったのかな」と考えていいのかもしれません。相性が悪い会社も中にはあります。気持ちを切り替えて他の志望社に向けて備えましょう。

(3)面接の時間が短い
待合室で待っているあいだのほかの応募者に比べて面接の時間が極端に少ない場合は、企業側と応募者の相性が残念ながら合わなかった、ほぼ不合格のサインの可能性があります。

ただ、合格のサイン以上に「不合格のサイン」は例外があるものです。面接官の態度を見て「絶対落ちた」と思ったのに合格していた、というエピソードはいくつも耳にします。正式に合否の連絡を受け取るまで、希望は捨てないようにしましょう。

面接中の不合格サインに気づいたときにできる軌道修正の方法

もちろん、面接中に合否が仮に判断されていたとしても、変えることができないわけではありません。一度固まった不合格の判断が、最後の候補者のアピールによって合格に変わり、結果的に内定まで進んだという話もよく聞きます。面接中に軌道修正を成功させる方法を解説します。

(1)最後の一言に思いを込める
「最後に何か言いたいことやいい残したことがあればどうぞ」と発言を促されることがあります。これは合否が決まっておらず、グレーの状態のときに判断材料として投げかけられる場合も多いのです。こう聞かれた場合は、最後の一言に思いを込め、入社したいという熱意を伝え切ることが何よりも大切です。

(2)それまでの意見を「補完」する
一度回答したことでも訂正して問題ありません。言葉足らずだったな、誤って受け取られているかもしれないな、と感じた際は、落ち着いてそれまでの回答を「補完」するようにしましょう。「そういう意見で言っていたのか、取り違えて理解していた」と面接官が理解してくれることもあります。

面接は総合得点の高い人が勝者ではありません。最後の最後に逆転した人もいます。大切なのはその会社で働きたいという思いを伝えることと、最後まで諦めないことです。それまでに評価がよくはなかったにも関わらず、最後の一言で補完し内定を得た人もたくさんいます。

サインに気づいても最後まで冷静に

就職面接は審査基準の見えない採点競技と言われます。ただ、面接官がふと見せる合格&不合格サインで、展開を予測することはできます。もし、このままだと不合格かも…と感じても諦めず、状況挽回のチャンスをうかがいましょう。会社に対して伝えたいことを伝えるため、最初から最後までが内定のチャンスです。最後まで落ち着いて面接と向き合っていきましょう。

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面接官の気になるしぐさのクチコミ・掲示板 - みん就(みんなの就職活動日記)

工藤 崇

著者:工藤 崇

FP-MYS代表取締役社長兼CEO。
ファイナンシャルプランナー(FP)として教育費やライフプラン、キャリア構築の相談に関わる。WEB執筆における連載多数。
資格学校勤務経験、公務員セミナー講師経験あり。