定石になっている就活の「嘘」。数字を盛るくらいの小さな嘘から、一から練り上げた入念な嘘までいろいろな嘘が横行しています。ここでは面接での嘘によって考えられるリスクについて考えていきましょう。
なぜ就活では嘘が横行するのか
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もはや常識となっている就活の嘘。この状況は一体どのように作り出されたのでしょうか?大きな原因は2つあると考えられます。
(1)人によく見られたい気持ち
(2)企業の質問内容
どんな人でも周囲によく見られたいと思うもの。特に人生の懸かった就活の面接ともなれば、少しでも印象を良くしたいと誰しも思うはず。そのため就活の時期になると、みんながサークルの代表やバイトリーダーに早変わりするわけです。好きな人の前で、自分を良く見せようと猫かぶりする人とそう変わりはありません。
また、企業の質問内容にも問題はあると考えられます。「学生時代一番頑張ったこと」「人生で一番の挫折」「自分の短所と長所」など、簡単に嘘がつけ尚且つ自分を大きく見せたいと思わせるような質問ばかりです。
かといって嘘をついていいわけではありませんし、バレたらそれなりのリスクがあることは覚悟しておきましょう。