就活生必見!採用担当者が会いたくなる履歴書の特技・趣味の例文集
なぜ履歴書で趣味や特技を書かせるのか、採用者の立場で考える
出典:写真AC
数ある履歴書の中から一度会って話を聞いてみようと思わせる
採用選考で提出する書類にはエントリーシートと履歴書があります。人気企業ともなれば数万の書類選考を実施しています。比較的企業が重視するのはエントリーシートの志望動機や自己PRですが、就活生としてもそこに注力するあまり、意外に手を抜いてしまいがちな部分が、履歴書の趣味や特技の欄です。
しかし、採用担当者は履歴書の趣味や特技の欄もきちんとチェックしているので空欄はNGです。「趣味や特技は特にありません」と絶対に書かないこと。その記載だけで選考から外されてしまうこともあり得ます。
まず、なぜ趣味や特技の欄を書かせるのか、採用担当者の意図や気持ちを推測してみましょう。大きく次の3つが考えられます。
(1)面接の会話のきっかけ
趣味や特技の欄に書かれた内容は、会話のきっかけになります。学生にとって話しやすい内容であり、緊張を解くためにも使われます。しかし、だからといって気を緩めすぎて、礼儀を欠くのは問題です。
(2)人間性の豊かさを問う
趣味の多い人は好奇心や感性が豊かであり、幅広い知識や経験を持っていると考えられます。突出した特技のある人は、その特技を究めるために努力や研鑽を重ねています。
仕事には直結しないかもしれませんが、ビジネスでは趣味や特技を通じて、取引先の担当者と親密になるケースも多いものです。外資系企業では、仕事以外に趣味や特技のない人は魅力がないと思われてしまう傾向が強いようです。
(3)採用担当者は興味深い話を聞きたい
採用選考が仕事とはいえ、さすがに人事担当者も模範解答のような履歴書ばかり読んでいると飽きてしまいます。
「おっ!この学生は面白そうだな」と感じさせる趣味や特技がある学生には、「採用するかどうかはともかく、一度会って話を聞いてみようか」という気持ちになります。採用担当者も人間であり、優秀な学生はもちろん個性的な学生にも会ってみたいと考えています。
そんな採用担当者の意図や気持ちを推測したうえで、趣味や特技を書くポイントを整理していきましょう。