面接中のコミュニケーション能力を測るために、従来の型にはまった面接よりも、面談形式に近い雑談面接を行う企業が増えてきています。 ここでは、雑談面接の中で面接官が求めていることや、理想的な受け答えについてご紹介します。
雑談面接が増えつつある理由とは?
従来のいわゆる「面接」は、あらかじめ決められた質問項目について面接官が質問し、就活生の返答が終わると次の質問にうつる…といった手順で行われてきました。
ところが、最近の面接は入室の時点で少し形式が異なるのです。
まず、入室した時点でいきなり着席するようにすすめられ、決められた質問項目などまるでないかのように、自然と会話を進めていく要領で面接が進んでいきます。
このような面接は「雑談面接」と呼ばれていますが、どの業界でもこの雑談面接を受けたという報告が増えてきています。
その理由は、従来の面接だと、決められた質問項目に応えるだけなので、暗記してくれば及第点をとれるというように、「臨機応変さ」「真のコミュニケーション能力」を問うことができませんでした。
しかし、企業としては採用した後にコミュニケーションがとれずに困ったというケースが多発しているため、この「臨機応変さ」「真のコミュニケーション能力を測定できる雑談面接を採用するようになってきているのです。
出典:写真AC