ES
提出締切時期 | 2020年6月中旬 |
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(1)技術をソリューションに昇華し、ビジネスとして社会に普及する方法を貴社の人財と体感できることを期待しています。大学院の研究をする中で、社会の要請に対してハード面での技術的な解決策を考えることはできました。しかし自分でソフト面や経済性を考慮したソリューションまでは考えられていません。貴社には政府や企業といったお客様に技術や戦略、経済性、ITによるソリューション提供というハード・ソフトを融合させる事業を行っているという特性があります。さらに、貴社の人財は研究者とビジネスパーソン両方の側面を持ちます。だからこそ、インターンを通してビジネスの場で専門知識がどのように活きるかという、自分が未体験のビジネス的思考が学べると期待しています。
(2)インターンでは、インフラや技術の輸出戦略に取り組みたいです。大学4年生のとき、海外で日本が建設に関わった地下鉄に乗る機会がありました。しかしその地下鉄は、従来の地上の交通手段に料金やサービスの面で負けており、誰も利用していないという現状にありました。せっかくの良い日本の鉄道技術が、ソフト面・経済面で活かしきれておらず、日本人として悔しく感じました。私は研究で得た専門性やバックグラウンドに加えて、さらに社会に対する問題意識を併せ持つ人間であり、こうした社会が抱える課題に対する戦略・解決策立案の場で活躍できると考えています。
私の研究テーマは「超電導磁石のシミュレーション」です。
「超電導」とは、低温下で電気抵抗が0になり、電力が消費されずに電流が流れる現象です。「超電導磁石」とは、超電導現象を利用して、大きな磁場を発生させるものです。同心円状に電線を巻いて電流を流すと、電流と磁場は互いに関係するために、中心に磁場ができます。これは電磁石と呼ばれていますが、超電導状態で大電流を流し高磁場を作るものが特に「超電導磁石」と呼ばれています。
この超電導磁石は、医療では画像診断用MRIやがん治療用加速器、鉄道ではリニア新幹線に応用されています。また、核融合発電や製薬用の高性能な分析機器の開発に向け、より強力な磁石が求められています。
昨年、この磁石について原因不明の事故が起きました。この原因解明のため、私はコンピュータシミュレーションを行いました。
私は研究活動において「人間関係の構築と協働」に力を入れて取り組んでいます。
私は研究室で2人のメンバーと共に研究を行っていました。少人数のチームで研究を行う際、実験データや知見が狭く限られていることや、少人数の話し合いのため議論がよく行き詰まるといった問題がありました。そこで私は、学外に相談相手を求めることでこの問題を解決できないかと考え、研究分野が近い他大学の学生をネットで検索し探し出しました。すぐに連絡を取り、悩みを話したところその方も私たちと同じ悩みを抱えていることがわかりました。そこで直近の学会で実際にお会いし、自分たちが持っているデータや知見を交換し合うなど有意義な交流・議論をしました。
現在は、VR会議システムを用いた学生主体のオンライン学会を企画しています。新型コロナの流行より学会が中止になり、発表や交流の機会が失われ悔しがる声が研究室内外で起こりました。そこで、学生だけでもオンラインで研究会を開きたいと思い、有志を誘い企画会議を開きました。そこでは通常のWEB会議アプリでは発言がしづらく会議が単調になってしまうという意見が出ました。そこで、臨場感を失わずこの欠点を克服できないかと、VR会議アプリを試しました。これにより臨場感が欠ける点を克服できたうえ、VRで学会を開催するという試み自体が面白く、会議の参加者もやる気が出るという評価を企画委員から得ました。
会社でやっていることと応募者のやりたいことのマッチングがみられていると考え、企業サイトを読み込みやりたい分野を探し出してからESを作製した。
筆記・WEBテスト
テストの種類 | 受験場所 | 詳細 |
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その他 | 自宅 | GPS |
SPIを勉強していれば回答できる内容であった。音声で質問が流れてそれに回答する形式。
SPIの参考書を購入し苦手な問題を解いていた。
面接
参加者 | 面接官:2名 学生:1名 |
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面接時間 | 30分 |
難易度 | 普通 |
雰囲気 | 普通 |
会社を知ったきっかけとインターン志望理由,研究内容について,就職活動の軸、行きたい企業,インターンでやりたいこと、逆質問など
活躍するコンサルタントとは,コンサルとシンクタンクの違い,コンサルタント・シンクタンカーだからこそできる提案とは
選考を振り返って
応募者がやりたいことと業務内容のマッチング
自己紹介、自己PR、ガクチカなど、定番質問はしっかり文字に起こして用意するとともに、友人と練習して話慣れておくといいと思う。
WEB面接では入室後すかさずあいさつや名乗っておくと好印象を与えられる。
開催時期 | 2020年8月下旬 |
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開催期間 | 5日間 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | その他 |
職種 | 総合職 |
このインターンで学べた業務内容 | コンサルタント |
昼食代支給
インターンシップの内容
調査研究
5日間を通して与えられたテーマに関する講義、調査研究、発表を行った。学生1人に対して多くの社員がメンターとしてつき、極めて濃い講義やアドバイスを貰った。
優秀な学生に対してその後早期選考の案内があるようだった。
人を大事にする企業だと思ったから。解決したい社会課題を持ち、なおかつ会社でもそのテーマに取り組んでる場合、入社後もそのテーマを仕事にして行けると思ったから。
個別面談の案内が1~2か月後にあった。
他の学生と交流機会がなく不明だった。
人を大切にし、社員同士の議論が活発に行われている会社だと感じた。オンラインイベントであったが社員とのコミュニケーションの機会は何度も設けてもらい、いい会社だと実感することができた。社員も落ち着いていて聡明な方が多い。
限られた期間で調査研究を完了し提言としてまとめるシンクタンクの業務。大学や大学院の授業や研究では半年~2年と長い時間をかけて研究を行う。一方、インターンでは5日でテーマに関する基礎知識の習得や調査研究から発表までまとめなくてはならず、大変だった。
インターン選考では応募者がやりたいことと会社でやっていることのマッチングが重要視されていると感じた。自分が解決したい社会課題は何なのか、それは会社で扱う内容なのかをじっくり考えて応募することで実りの多いインターンになると思う。
三菱総合研究所(MRI)のインターンに参加した学生たちのインターン体験記は8件あります。
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