選考フロー
ES
提出締切時期 | 2019年10月中旬 |
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貴社の研究所で実際に研究業務を体験し、企業における研究職として働くイメージを明確にしたいと考えています。貴社は石油化学だけでなく情報電子や農業、医薬品など幅広い事業展開と、積極的な海外展開を成功させており、それらは高い技術力による研究開発と常に新しい価値を創造しようとする探求心があるからこそだと考えています。本インターンシップでは、貴社の最先端の研究開発を肌で感じ、実際に活躍している研究員の方と交流することで、企業研究員として活躍するイメージを明確にし、その実現のために自分がどうように成長すべきであるかを把握したいと考えています。
化学製品の人や環境に対する安全性の評価に興味があります。なぜなら、化学製品は私たちの身の回りのあらゆるものに用いられており、それらの安全性を評価することは社会に大きく貢献できるやりがいのある仕事であると考えているからです。また、私は大学院での研究において、キャットフードに含まれているアミノ酸やミネラル、重金属類などを様々な手法を用いて分析しています。このような研究を通して学んだ分析化学の知識を活かすことができるとともに、新たな評価技術の開発に挑戦できるという点でも化学製品の安全性の評価に携わってみたいと考えます。
農業体験サークルの会計としての活動です。サークルの活動は農家を訪問し、共に農作業をして交流を図るというものです。会計を引き継いだ際、正確かつ詳細な会計報告が行われておらず、活動費が不正利用されているなど、これまでの活動費の管理が杜撰だったことに気づきました。私は会計として活動費を正しく運用しサークルの活動環境を向上させたいという想いから、以下のことに取り組みました。まず、従来の管理方法は活動費の詳細な動向が公開されていない点が問題と考え、改善すべくオンラインストレージを利用した新しい管理方法を作成しました。また、他の会員がより活動費の動向に関心を向けることが必要と考え、活動費について話し合う機会を積極的に設けました。その結果、会員全員が活動費の動きを確認できるようになり、不正利用がなくなりました。さらに会員が活動費の運用に積極的になったことで設備投資が行われ、活動環境の改善に繋がりました。(400)
研究テーマは「国内のキャットフードにおける含硫必須栄養素の評価」です。私はキャットフードに含まれるタウリンとメチオニンに関する研究を行っています。ネコの飼い主には嗜好性やアレルギーの問題、添加物への懸念等を理由に、飼い主自身の食事と同じ食材を用いた手作り食を選択する人がいます。しかし、国内で収集した手作り食のレシピの栄養妥当性を評価した報告において、多くのレシピでタウリンの不足とメチオニンの過剰が認められました。また、市販のキャットフードのタウリン、メチオニン含量を第三者が検証した報告はありません。そこで、私はキャットフードの安全に資する更なる情報が必要だと考え、市販のキャットフードにおけるタウリン、メチオニン含量の評価を行いました。その結果、タウリンは充足していましたが、一部のキャットフードでメチオニンの過剰が認められました。また、タウリンはヒトの必須栄養素ではないため、日本食品標準成分表に記載がなく、食材のタウリン含量を知ることは容易にできません。そこで、国内で収集したレシピに用いられている食材のタウリン含量を実測し、手作り食作成のためのタウリンデータベースの構築を目指しています。
得意科目は分析化学です。大学院では、アミノ酸やビタミン、ミネラルを含む金属類の定量分析を行っています。普段使用しているものの構成成分を知ることはその機能や安全性を理解する上で重要であると考えています。
現状を分析して課題を見極め、その解決に自発的に取り組むことができる点です。
1人で問題を抱え込む点です。このため、問題に直面した際には周囲の人に意見を求めるよう心がけています。
各設問で一貫性を持たせることを意識した。また、志望度の高さよりは研究に対する熱意を表現するように注意した。
筆記・WEBテスト
テストの種類 | 受験場所 | 詳細 |
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SPI | 自宅 | - |
一問にこだわりすぎないこと。事前に一問ごとにかける時間を決めておくとよい。
事前に同じ形式のテストを他の企業の選考で受けることで、形式や問題の傾向に慣れること。
その他(課題動画提出)
与えられた課題の動画を提出するというもの。
課題は自己紹介、研究紹介、自由時間の3つで、自己紹介と自由時間には1分、研究紹介には3分の制限時間が設けられた。
自己紹介と自由時間は顔を出した状態で話す形式で、研究紹介は事前に作成したパワーポイントを画面共有で表示しながら自分の研究について説明するというもの。動画の録画や画面共有などは企業のホームページの形式に従って行う。
選考を振り返って
自分の研究に対する熱意と理解が第一。加えて、研究内容を専門知識が無い人にもわかりやすく説明する能力も問われる。
開催時期 | 2020年1月中旬 |
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開催期間 | 3日間 |
開催エリア | 大阪府 |
開催場所 | 企業所有施設(保養所、研修所など) |
職種 | 理系総合職 |
このインターンで学べた業務内容 | 基礎研究・応用研究・技術開発 |
昼食支給(弁当/社食/外食など)
宿泊費を支給してもらった。家と会場が一定以上離れている場合は交通費も支給してもらえる。
インターンシップの内容
企業・業務理解を深める
インターンシップの内容のほとんどが研究所における業務の紹介であり、学生の業務理解および企業理解を深めることが目的と考えられる。
初日の午前は人事の方によりインターンシップのガイダンスやインターンシップ中の注意事項、企業全体の説明が行われた。その後、実験室の近くの部屋に移動した後、GMから生体科学コースについての説明が行われた。午後は生体科学コースの中にある3つのグループ内の1つのグループに関する説明がグループ長により行われた。その後、そのグループの実験質を実際に見学した。初日の夜には懇親会が開かれた。
2日目の午前はまず前日のグループの別の実験室の見学をした。その後、別のグループのグループ長から概要の説明が行われ、午後にはそのグループの実験室の見学をした。
3日目の午前はグループディスカッションを行った。テーマは「企業の目指す理想の姿を実現するために理系社員がすべきこと」。時間は2時間で最後には発表を行った。参加社員は人事部が2名とGM1名。午後は最後のグループの説明が行われた後に実験室の見学を行った。最後には、GMと各グループ長3人にインターンシップの感想や質問を言う時間が設けられた。
早期選考に案内される、また内定者のほとんどはインターン参加者から選ばれる。
インターンシップ参加前は業務内容が「化学物質の安全性評価」しかわからなかったのだが、インターンシップを通してかなり詳しく知ることができ、なおかつ非常に魅力的だったため。
また、社員の方もともに仕事をしたいと思える方が多かったから。
本選考の際に早期選考の案内が来た。
全員が理系学部の大学院生であり、企業が選考において研究を重視していたためか、大学院での研究に熱心に取り組んでいる学生がほとんどであったから。
かなり穏やかな雰囲気であり、昼食は社員の方と食べるためその際に仕事やプライベートに関する質問を気軽にすることができた。
階段の手すりは必ず持つ、工場内の横断歩道以外は絶対にわたってはいけない、通勤の際の道も指定される(通学路みたいなん)などといったように会社全体の印象としてはかなり真面目。
業界における企業の立ち位置やこれから企業が目指していく姿についてより詳しく知ることができた。また、希望部署の詳しい組織体制や各グループの詳細な業務内容やグループ間の差異など、企業研究をかなり深めることができた。
今回インターンシップに参加した部署は基礎研究を重視しており、基礎研究の重要性や魅力について知ることができた。
また、このインターンシップは業務説明がほとんどであったことや多くの研究員の方と話すことができたため、入社後働くイメージをかなり明確にすることができた。
研究室による特別な推薦が無い限り、内定をもらうためにはインターンシップの参加は必須である。また、インターンシップを通して業務理解や企業理解がかなり深めることができるため、視野に入れているならば参加することをオススメする。
住友化学のインターンに参加した学生たちのインターン体験記は34件あります。
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