選考フロー
開催時期 | 2021年11月中旬 |
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開催期間 | 1日間 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 企業所有施設(保養所、研修所など) |
このインターンで学べた業務内容 | 基礎研究・応用研究・技術開発 |
インターンシップの内容
最新施設を見学し、新しい環境技術を考える
最初に技術研究所を訪問し、人事の方から企業説明を受けました。その後、スマートグリッドやエネルギー開発に関する講演会とパネルディスカッションを受けました。地域で太陽光発電や風力発電システムをつなげ、優先的に電力を融通することで、電気を地産地消することを目的とした技術の紹介があり、ワークシートによるエネルギー量の計算も行いました。その後、研究施設の見学会を行いました。耐震・免振構造の原理を紹介する施設の見学では、骨組み構造の役割や設計計算などの説明を受けました。エネルギー発電施設の見学では、太陽光発電のパネルや風力発電などの最新設備や家庭用の蓄電池などの施設を見学しました。最後に、質疑応答の時間が設けられ、インターンシップ全体の取りまとめを行い、解散となりました。
電力需給が厳しい昨今、こうした施設は一般家庭でも多く用いられているため、開発が急ピッチで進められているとの説明があり、成長性の高い企業であるというイメージをもったためです。
若干暇そうにしている方もいましたが、興味を持った方はメモを取り、積極的に発言されていました。
ある一つの分野の知識や経験だけでは、それが持つ関係性や複雑性、真の問題の所在を理解したり解き明かすことは難しいため、多くの分野のスペシャリストが集い、連携・協働した開発を行っているようでした。新たな機能や優れた性能を備え持つ製品や構造を実現することができるという社内の体制を知り、風通しがとてもよく、技術力の高い企業であるように思いました。
今回のプログラムを通して、エネルギー関連施設の開発では、エネルギー・環境。土木・機械などの多岐にわたる分野が横断的・複合的に関連した研究・開発領域として対応する必要があるという、入社後のスキルの必要性を認識することができました。
これからの時代では、エネルギーなどの一つの分野のみにこだわることは無く、様々な知識や経験を駆使しながら新しい領域を開拓・創造する気概を持つことが重要だと思います。さまざまな分野・ジャンルの講義を大学で受けておくと、企業でのインターンの際にその知識がとても役立つと思います。初歩的な内容に関してだけでも全然大丈夫なので、まずはトレンドのキーワードを知るということを目標に、業界研究や大学での学びを深めてもらえるとよいと思います。
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