就活日記 > 2021年卒 Woman's Career Story > 株式会社オートバックスセブン

MainVisualWoman's Career Story 現場で働く女性社員のリアルストーリー キャリアの転機を乗り越え、新たなステージで活躍する

Woman's Career Story 現場で働く女性社員のリアルストーリー キャリアの転機を乗り越え、新たなステージで活躍する

株式会社オートバックスセブン

株式会社オートバックスセブン

玉川七瀬NANASE TAMGAWA

ネット事業推進部

川村学園女子大学 教育学部卒。2009年入社。店舗での販売、人事部を経験した後、15年には女児を出産。現在はネット事業推進部で子育てをしながら活躍している。

  • ワークライフバランス
  • 女性活躍制度あり

1947年に創業し、時代と共に変化し続けるマーケットのニーズに応え続けてきたオートバックスセブン。
今回、子育てをしながら、ビジネスの最前線で活躍し続ける玉川七瀬さんにお話を聞きました!

スペックではなく、私個人を選んでもらえたと実感

私が大学選びをしていたころ、小学校就学前の子育てを総合的に支援する「認定こども園」にまつわる政策が検討され始めました。保育だけでなく、教育なども行う必要性が出てきたので保育士と幼稚園教諭、両方の資格取得ができる大学を選び、進学しました。教育実習で5つの園を回ったときに、「どういう人に来てほしいですか?」と毎回、質問したんです。その時に返ってきた言葉が「保育士と幼稚園教諭の資格取得者でピアノだとバイエルを終えていて…」とどこも同じような答えでした。しかしそこで肝心な“どんな人に来てほしいのか?”という話はありませんでした。
自分が働くことで、会社や組織にいい影響を与えたい。そうした気持ちが強かった私は、徐々に“個人”のことを見て、採用してくれる企業に行きたいと思うように。約9割の学生が幼児教育関係の職に就く環境で、別業界に進むことを決意。会社を5社に絞り、応募しました。内定は3社からいただきましたが、最初から「ココは自分にはピッタリ!」と思った、オートバックスセブンへの入社をすぐに決めました。選考の段階で先輩社員の方にお会いし、話をすればするほど、自分の性格に合っていると思ったのがポイントでした。

ジョブローテーションの中で見えてきた、自分のやりたいこと

オートバックスは取り扱う商品点数が多く、まず新人時代は商品知識を学ぶところから始まります。ですから多くの新人社員は店舗での勤務になります。私はスーパーオートバックスかしわ沼南店に配属されて、店内フロアで販売をしていました。クルマが好きで知識は少しありましたので、商品ラインナップを覚えるのにはそれほど苦労しませんでした。それよりもこれまでになかったような面白い商品を売りたいと思うように。そこで店舗に来られるメーカーの営業さんから直接、“店舗限定価格”でお得に商品を仕入れて販売することもありました。
入社1年目で裁量を持たせて仕事をさせてもらえるのも当社ならではの魅力ですね。
店舗での販売ではお客様とコミュニケーションが取れる楽しい場でもありました。あるとき、新車を買ったばかりの30代の方が来店されたことがあったのですが、新車なのにボディの状態が悪く、それを自分で直そうとしておられました。ですから、「ディーラーさんに言って無料で直していただくべき」とアドバイスさせていただきました。売上にはつながらなかったのですが、お客様の「ありがとう」を聞いた瞬間、うれしかったです。人事部に異動が決まった時には、プレゼントを持ってわざわざお客様がご挨拶にいらしていただき、その時に、やっぱりお客様に喜んでいただけることが心からうれしいと実感しました。
人事部に配属された後に担当した新卒採用も貴重な経験でしたが、育休に入って復帰する際にはお客様に近い場所で再度、仕事にチャレンジしたいと思っていました。

img01

時短、在宅、柔軟な働き方ができるのは強い味方

2015年3月に産休、育休を取得。女児を無事に出産し、1歳になるまでは一緒にいたいと思っていたので、子どもの誕生日の翌日からマーケティングのオムニチャネル推進部で復帰をすることになりました。私は現在、自社のモールサイトとYahooショッピングで商品を販売するためのさまざまな企画立案と実行を行っています。商品部が買い付けた商品をいくらで売るのか、値段を決め、ウェブデザインやどう見てもらうのか導線も検討します。私たちのチームでは、MD(マーチャンダイジング)年間計画があり、顧客データやトレンドなどをもとに販売するものを決めていきます。ウェブ解析ツールで、ページへのアクセス数や、コンバージョンと呼ばれる購入に至るケースがどれくらいあるのか数字を見ながら、ユーザーのみなさんの動向について仮説を立てます。必要な情報はあるのか、欲しくなるビジュアルになっているのか、他のウェブサイトなども参考にしながら、ウェブコンテンツの構成やデザインを考えるのも面白いです。
当社の制度として時短勤務の基本は9:30~16:20です。ただ私の家庭では、夫の仕事が火曜日と水曜日に休みなので、その二日間、夫に子どものことをすべて任せます。そして、私は時差出勤制度を利用しています。8:30~15:20で勤務することが多く、どうしても残業しなければならない場合は、火曜と水曜日に集中して業務を行います。少し帰宅時間が遅くなっても、子どもや夫との時間は確保できるからです。子どもの具合が悪い時には前日に上長に相談して在宅勤務にすることも。このように仕事と育児を両立させやすい環境が当社は整っているのでありがたいです。同僚で出産間近の方がいますが、その方も月曜と金曜は在宅勤務制度を活用するなど、働き方が柔軟なので育休復帰率も100%です。

育休復帰後もやりがいのある仕事にチャレンジ

会社の中には育休復帰後、以前と同じようなやりがいのある仕事を任せてもらえるとは限らないようです。ですが当社は違います。以前からチャレンジしたかった仕事にチャレンジできています。商品の売れ行きを見ながら、時には商品部に足を運び、価格交渉をしたり、ノベルティをつけられないか相談したりすることも。また私はドローンの販売促進のために福岡で行われた新商品発表イベントに1泊2日で同行し、ブログでその様子を報告するなど、面白い仕事に携わることができています。現在のMD業務についてから半年、仕事がめちゃくちゃ楽しくなってきました。当社では男性8割、女性2割と、女性の比率は低いですが、女性だからと特別視もされない分、働きやすいと感じています。また、結婚や出産などでライフスタイルが変わっても働きやすい環境が整っています。当社は女性が一生、働き続けるためには最高の環境が整っていると思います!

img02

btn_detail

btn_detail