就活日記 > 未来を睨め。ニトリ特別企画

未来を睨め。 成長の秘訣ー上場企業唯一29期連続増収増益ー 他にはない「人」「仕組み」があるから。 未来を睨め。 成長の秘訣ー上場企業唯一29期連続増収増益ー 他にはない「人」「仕組み」があるから。

海外事業

「海外展開本格化」という計画を、実現へ導く。

2032年3000店舗出店という目標を掲げるニトリ。そのうち3分の2を海外事業で占める計画だが、現状は2%未満。
海外展開の広範囲な業務領域の中から、今の海外現場にとって重要でありルール化すべきことは何かを見極め、現場が走り続けることのできる環境を整備していく。

配転暦:物流部⇒店舗運営部⇒営業企画室⇒海外法人出向⇒海外事業部

海外法人出向時の業務で感じたことは―
ニトリには、まだ店舗展開をしていない地域の人々の暮らしを向上させられる可能性があることです。
ニトリの役割は、出店によってお客様に商品を提供するだけではありません。
海外拠点に商品製造工場を建設することによって、または協力工場へ商品製作を依頼することによって、
現地で雇用が生まれ、地域にお金が落ちていきます。
日本への輸出が増加すれば、さらに雇用が増えて暮らしを向上させられる可能性に気づき、これも大きな社会貢献のひとつと感じました。

海外で働く上で苦労をした点は―
コミュニケーション、文化の違いですね。
グループであるからにはビジョンの共有は重要ですが、
日本でやっていることを押し付けてすべて世界共通にしてしまうことはできません。	
現地の文化、背景を理解した上でどうすれば伝わるのかを知る必要があると実感しました。
                        

商品企画・開発

「お、ねだん以上」の価値ある商品を開発していく。 

ニトリは、商品の約85%を自社で開発している。
お客様の声を元に、市場調査、商品コンセプトの策定、原材料の調達や製造工場の決定など
商品開発のすべてに関わっており、いつでも高品質・低価格を目指している。

配転暦:物流部⇒店舗運営部⇒商品部

印象に残っている仕事(プロジェクト)は―
ニトリで初めて組み合わせタイプのキッチンボードを取り扱いをした時に、思うように販売が伸びませんでした。
絶対に売れるという自信があったので、会長が常に口にする「意欲・執念・好奇心」を自分自身に言い聞かせ、自ら店舗に向かい直接従業員への勉強会を行うことにしました。
店舗の従業員に商品の良さを分かってもらうことで少しずつ販売数が伸び、
今では担当分類の中でも売上1、2位を争う全店展開の大きなシリーズへと成長しました。
商品部にいても、常に現場(店舗)に立つことの大切さを改めて感じると共に、諦めずに取り組んだことで得られる達成感を感じることができました。

商品開発で成し遂げたいことは―
その商品があって良かった、暮らしが便利になったと思ってもらえるような、
人々の暮らしを大きく変えることができるような革新的な商品開発を実現したいと思っています。	
特に私の扱っている商品は、まだまだ海外では一般的に使い方すら知られていないものも多いので、
使い方や便利さを海外に発信していくことで、家具だけでなく、その商品を使うという文化自体を定着させていきたいと考えています。
                        

広告宣伝

全国のお客様へ、ニトリの魅力を発信。

ニトリの本部内にはスタジオがあり、広告展開のすべてを自社で行っている。
「お、値段以上ニトリ」のキャッチフレーズでおなじみのTVCM、WEB、カタログ、BOOK、チラシなどを通して、
商品の紹介やトータルコーディネートの提案を行う。

配転暦:店舗運営部⇒法人事業部⇒商品部⇒店舗運営部⇒広告宣伝部	

広告宣伝のやりがいとは―
カタログで企画し撮影したカットなどが、その後の全体の販促計画や開発に影響していくことです。
商品の見せ方を変えたり、告知をすることによって販売数が上がった時は貢献できたと感じました。
例えば、キッチンカウンターで天板がステンレスのものを、なぜステンレスが良いのか(その上でそのまま調理できる、
パンが捏ねられるなど)を添えてカタログの裏表紙に載せたところ販売数が上がりました。

広告宣伝で成し遂げたいこととは―	
ニトリのカタログの発行を、来店されるお客様が心待ちにして頂くようなものにしたいです。
読み捨てではなく、自宅に持ち帰って何度も見返したくなるようなものですね。
また、店舗に来られるお客様以外へのアプローチ(WEBやポスティングなど)も考えていきたいです。
                        

店舗運営

お客様に「また来たい」と思ってもらえる店づくりに取り組む。

ニトリの経営理念「住まいの豊かさを世界の人々に提供する」を実現するために、最も重要なのが店舗運営。
売上や利益の管理、効率的なオペレーション、教育、労務管理と日々様々な業務に取り組む。2032年3000店舗出店を目指し、現在国内だけではなく、アメリカ・中国・台湾に出店をしている。

配転暦:店舗運営部⇒人財採用部⇒店舗運営部⇒ニトリ中国販売(NCH)

印象に残っている仕事(プロジェクト)は―
現在中国の上海中心部にある中山公園店で店長として勤務しています。
着任後、中秋節や国慶節といった中国の祝日や新店オープンとセールのラッシュが続きましたが、	
その忙しい中で2014年にニトリが中国初出店して以来、1日の売上で最高記録を出せたことですね。
「ここで挑戦しないと自分の成長はない」と思い、失敗を恐れずに海外公募制度を利用してよかったです。

今後成し遂げたいことは―
現在中国には11店舗出店していますが、あと15年で1000店舗出店を目標にしています。
中国国内の基盤づくりが今後の世界展開には必須となる中で、中国そして世界で活躍する人財を生み出し、
育成し続けたいです。また、自分自身も世界で通用する人財に成長したいです。
ニトリには平均2年から3年ごとに多彩な職種を経験できる「配転教育」というシステムがあります。私は12年勤続する中で約10回の配転をしてきましたが、
各部署での経験がすべてスキルアップに繋がっていると実感しています。
                        

法人事業(B to B)

「理想の空間」をかたちづくる。

ニトリは「住まいの豊かさ」をB to Cだけでなく、B to Bの領域でも提供している。
商品を提供するだけでなく、カラーコーディネートやレイアウトを考えた上で、企業のお客様が望む理想の空間を実現させているのが法人事業。
提供例:オフィス、宿泊施設、病院、飲食店など

配転暦:物流部⇒店舗運営部⇒法人事業部

法人事業のやりがいとは―
お客様の期待を越える空間をつくり上げたときですね。
お客様にとって、「何が」理想の空間であるのか、お客様の頭の中に描いているイメージを「どうやって」具現化するか、
営業としてヒアリングをしていきます。
そこからお客様と信頼関係を構築し、最終的にイメージ通り、もしくはそれ以上の空間をつくり上げられた時に
やりがいを感じますね。	

B to Bにおいてのニトリの強みとは―
ほとんどの事が二トリの中で完結できるというメリットがあります。
既存の商品提供だけではなく、製造のノウハウがあるのでお客様に合わせて商品をつくることも出来ますし、
商品を運ぶ物流機能もある…自社で行うことによって価格も抑えることが可能ですね。
ワンストップで進んでいくので、お客様のご要望に対しスムーズに対処することが強みにもなります。
                        

ニトリを支える「仕組み」

ビジネスモデルと配転教育

独自のビジネスモデル「製造物流小売業」 商品を、原材料の段階から製品化し、お客様の手に渡るまでを すべて自社でプロデュースするニトリ独自のビジネスモデルである。 ニトリの経営理念である「世界の人々に住まいの豊かさを提供する」 を実現させるために、理想を求めていった結果、 自然とニトリが行う事業領域は広がっていき、このビジネスモデルが出来上がった。 このニトリを支える「仕組み」があるからこそ、 時代の変化に対応し、増収増益し続けている。

「配転教育」 平均2~3年で1つの部署を経験する配転教育を行うことで、 広い視野と多様な経験を積み重ねていく。 専門分野に特化した人財ではなく、物事を総合的に考え、新たな価値を生み出す 「スペシャリスト」を育てることにより、 ニトリはさらなる高みを目指す強靭な組織となっていく。