「海外展開本格化」という計画を、実現へ導く。
2032年3000店舗出店という目標を掲げるニトリ。そのうち3分の2を海外事業で占める計画だが、現状は2%未満。
海外展開の広範囲な業務領域の中から、今の海外現場にとって重要でありルール化すべきことは何かを見極め、現場が走り続けることのできる環境を整備していく。
配転暦:物流部⇒店舗運営部⇒営業企画室⇒海外法人出向⇒海外事業部 海外法人出向時の業務で感じたことは― ニトリには、まだ店舗展開をしていない地域の人々の暮らしを向上させられる可能性があることです。 ニトリの役割は、出店によってお客様に商品を提供するだけではありません。 海外拠点に商品製造工場を建設することによって、または協力工場へ商品製作を依頼することによって、 現地で雇用が生まれ、地域にお金が落ちていきます。 日本への輸出が増加すれば、さらに雇用が増えて暮らしを向上させられる可能性に気づき、これも大きな社会貢献のひとつと感じました。 海外で働く上で苦労をした点は― コミュニケーション、文化の違いですね。 グループであるからにはビジョンの共有は重要ですが、 日本でやっていることを押し付けてすべて世界共通にしてしまうことはできません。 現地の文化、背景を理解した上でどうすれば伝わるのかを知る必要があると実感しました。